先生、thatって種類が多くてなんだかややこしいですよね。
はい。名詞節、関係詞節、副詞節、色んなthatがあってややこしいですね。
今日は、特にテストや長文問題で見かける同格のthatについてです。
同格のthatって「〜という」って訳されるやつですよね?
そうです。ちょっと例文で確認してみましょうか。
I was surprised at the news that he got promoted.
私は彼が昇進したという知らせに驚いた。
どんな知らせか、と言うことがthat以下に書いてありますね。
つまりnewsとイコールの関係になって、知らせの中身についてthat以下が教えてくれていると。
その通りです。今日注目して欲しいのはそのthat以下とイコールの関係になっている、この名詞なんですね。
I was surprised at the news that he got promoted.
私は彼が昇進したという知らせに驚いた。
newsは同格のthatを後ろに持ってくることができる名詞ですからね。この文を作ることができている。
え、これってどの名詞もできるわけじゃないんですか??
それができないんです。後ろに同格のthatを持って来れるものは決まっているんですね。
よく出やすい単語だけ挙げておきますね。
news, fact, rumor, belief, doubt, idea, impression, thought, information
これらをある程度覚える必要があるというわけです。
ただ、同格のthatを後ろにとれる名詞は全部覚え切れる数ではないです。
そのため、よく出やすいものを除いては、どういう単語が同格のthatを取りやすいのかいうイメージを掴むと良いと思います。
どんな単語かざっくりと言っておきますと、
考え、思考、情報、可能性、事実
などに関係するものです。抽象的で硬めなイメージですね。
↓この動画で45個くらいは列挙しておりますので、よければご覧になってください。
前半は単語だけ、後半は例文ありでひたすら同格のthatを後ろにとれる名詞を言っていっています。
なるほど。to不定詞をとる動詞、動名詞をとる動詞の時もある程度覚えないといけないという話でしたが、この同格のthatも同じようなことなんですね。
はい、でもあの時よりももっと全体のイメージで掴んでもらったらいいんじゃないかなと思います。
というのは、後ろにto不定詞をとるのか動名詞をとるのかというのはそれ自体文法問題としてがっつり入試や英検、toeicとかにも出やすいんですが、この同格のthatというのはこのthatは同格のthatだ!と気づけたらいいというものなので。
なるほど、そこまで全部覚えないといけないというわけでもないんですね。thatが入っている文の構造を見たら同格と気付くこともできますもんね。出くわす機会が増えてくれば大体覚えられそうな気もしますし、ぼちぼちやっていきます。
その通りですね!ぼちぼち頑張っていきましょう。それではまた次回!See You Next バーロー!( ̄▽ ̄)
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