前置詞の後ろ、前置詞の前を見ろ

英語

 前置詞つける、つけない?厄介すぎる。

今日のお話はこちらの動画でも解説しています。動画の方がわかりやすい人はそちらをみてくださいね!↓前置詞の穴埋め対策にも参考になると思います。

まず、前置詞ってなんでしたっけ???

ほら、こういうやつですよ!

前置詞の例

in, on, at, to, from, by, into, for, of, with, without など

こいつら、めちゃくちゃ厄介なんですよ!どれを使ったらいいかよくわからないし、こいつらを使わないでいいときもあるから、それもわからないんです。

気持ちはすごくよくわかります。

『前置詞』という単元は学校でも特別に取り上げられることはないでしょうし、それでいて、どの単元にも絡んでくることなのでとても重要なんですね。

よく『関係代名詞』とか『仮定法』とかそういう大きな単元はちゃんと時間をとって学習することが多いと思います。が一方前置詞は、ないがしろにされがち….。

例えば、以下の英文はどうでしょう。

* I enjoyed doing my homework on home.

enjoyの後ろも、ちゃんとdoingって動名詞にできてるなあ。

そうですねー。そこはしっかりクリアしているのに、最後のon homeが不自然なので❌になってしまうんです。

ええ、そんなしょうもないところで❌になってしまうんですか??

そうなんです。そんなところで点を落としたくないですよね!!

みんながその「しょうもない」と思っているところが前置詞なんですよ。

この問題に関しては、

I enjoyed doing my homework at home.

が良いと思います。

 何を勉強したら良いのか。

①参考書の『前置詞』部分

まあ、普通に考えたらまずここですよね!

参考書に『前置詞』という項目があればまずそこを見てみてください。

前置詞のところにはどんなことが書いてあるんだろう!?

たぶん、ひとつひとつの前置詞のイメージが載っていると思います。

YouTubeでそれぞれの前置詞のイメージを教えてくれる良質な動画は豊富にあると思いますので、そういう動画を使って学習するのも良いと思います。

たしかに、わたしも前置詞の説明してる動画いくつか見かけました!

そうでしょう!!もちろん、言語なので前置詞に限らず何にしてもイメージというのが一番大事ですよね。

しかしながら、かなりネイティブ感覚的なふわっとした話になるとは思うので、理解するのは難しいかな…と感じています。

② 『自動詞・他動詞』の範囲

実は前置詞は前の動詞と、後ろの名詞によって決定されることが多いです。

そのため、動詞の話にも非常に絡んでくるのですが、そこで大事になってくるのがまず、前の動詞が自動詞なのか他動詞なのかということです。

じ、自動詞…た、他動詞…ってなんでしたっけ…

はい、自動詞・他動詞ってなに!?と思うかもしれませんが、日本語でも自動詞・他動詞は同じようにあります。「糸が切れる」「髪を切る」のような関係ですね。

例えば英語ではこのようなものがあります。

自動詞の例:arrive, live, wait

他動詞の例:visit, reach, discuss

ここでポイントとして自動詞と他動詞と前置詞の関係を簡潔にまとめておきます。

これはしっかり覚えておいた方がよさそう(*゚▽゚*)

自動詞 – 前置詞いる

他動詞 – 前置詞いらない

前置詞は関係詞の問題にも必要なの??

必要です。たとえばこれ。

This is the town where she lives.

This is the town in which she lives.

This is the town which she lives in.

関係代名詞を使った文と関係副詞を使った文の書き換えの問題です。

★関係副詞 = 前置詞+関係代名詞 

になるということは前回もお話ししましたが、よく考えるとこれ、 liveを前置詞inと一緒に使うということを覚えていなければ、そもそも書き換えられないんですよね。

た、たしかに…そのセットを覚えておいてこその問題ですよね。

この項目について気になる人は1つ前の記事で関係代名詞と関係副詞の書き換えに関することをだしていますので、そちらをご覧ください。

前置詞が苦手な人に向けて、整理すべきポイントは2つあります。

それは、

前置詞がいる?いらない?

前置詞を何にする?

です。

前置詞がいる?いらない?

副詞(句)に前置詞は不要

もともと、副詞は場所や時間などを表す品詞です。(例:here, tomorrow)

前置詞をつけて表そうとしているものも場所や時間といった情報です。(例:at this place, in the afternoon)

副詞と前置詞は同じような情報を示しているんですね。

つまり、副詞と前置詞どちらかだけでいいということなんです。

○ tomorrow

❌ on tomorrow

また、「前置詞」というのは、もともと「名詞の前に置く詞」という意味ですので、前置詞+名詞として使います。つまり副詞と同じ役割をしているといったほうがいいですね。

あれ?それって、なんかさっきの関係詞の話となんだか似てないですか…???

鋭いですね!!その通りで、それがさっき言った関係代名詞と関係副詞の書き換えのポイントそのものなんです。

副詞=前置詞+名詞

関係副詞=前置詞+関係代名詞

自動詞か?他動詞か?

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前置詞がいる?いらない?何の前置詞を使う?が分かるヒントを整理してみる。|エグのバーロースタディ
前置詞の厄介さ 前置詞ってめちゃくちゃ厄介ですよね。 『前置詞』という単元が学校で特別に取り上げられることがないのにも関わらず、どの単元にも必ずといっていいほど絡んできます。 よく『不定詞』や『動名詞』とか、そういった大きくて有名なザ・英文法の単元!みたいなものは勉強することが多いと思うんですが、前置詞はい...

それではまた次回!See You Next バーロー!(*゚▽゚*)

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