受動態と進行形、受動態と完了形など 【受動態10パターン】
みなさん、こんにちは。今日は受け身(受動態)についてやっていきます。
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受動態って、be動詞+過去分詞のやつですよね。いまいち意味がわかんないんだよなあ。
今日の記事は、YouTubeでも解説していますので、参考にしてください。
練習問題の動画では、受動態×進行形、受動態×完了形など、よくでる10のパターンを練習しています。
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主語を変えて文をつくる!(能動態と受動態)
はい、とりあえず今までやってきた普通の文(能動態)と今回練習する文(受動態)をセットにしてみてみましょう。
My father washed the car. (私の父は車を洗った)
The car was washed by my father. (車は私の父に洗われた)
They designed an innovative product. (彼らは革新的な製品を設計した)
An innovative product was designed. (ある革新的な製品がつくられた)
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なんか、言ってる内容や状況は同じなのに、言い方が違う感じがしますね!
その通り!2つの文をそれぞれ比べると、主語と目的語が逆になっていることがわかります。
その動作がされた側に立って、「〜される」という視点から文をつくっているんですね。
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基本の受動態・英作文(受動態をつくる)
委員会によって決定がなされました。
その本は有名な著者によって書かれました。
さあ、そしたら一度日本語を英語にしてみましょう!
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先生!そんなこと言ったって難しいですよ。。。
難しければ、まず元の能動態の文を考えたらいいですよ。
「委員会が決定をしました」は The committee made a decision. ですが、そのmakeの目的語であるdecision を主語にして文を作ります。
「有名な著者がその本を書きました。」は、A famous author wrote the book. ですが、そのwriteの目的語である the book を主語にして文を作ります。
The decision was made by the committee.
The book was written by a famous author.
受動態をつくるときのポイントを確認しておきましょう。
be動詞+過去分詞
ですね。
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willが入った(未来時制の受け身)
そのプロジェクトはしめきりまでに完成するだろう。
The project will be completed by the deadline.
受動態で、しかも未来のことについて言いたい場合はwillが入った受動態にする必要がありますね。
willは助動詞であるため、後ろは必ず動詞の原形になります。
そのため、受け身のbe動詞+過去分詞というルールと組み合わせると、will be 過去分詞という形になるんですね。
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現在進行形の受動態(be being p.p)
The report is being printed. (そのレポートは印刷中です)
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現在進行形ともミックスできるんですか!
はい、もちろんできます。
このときも、ちょうど現在進行形と受動態を筆算する形になるんです。
このとき、時制に関係がある現在進行形の方が前にきますので、そこだけ注意してください。
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現在完了の受動態(have been p.p)
The project has been completed.
I have been interviewed for the job.
The proposal has never been accepted by the committee.
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こんどは現在完了と受動態とのミックスですか!
そうです、色んなタイプがあって大変ですね…
これも現在完了と受動態を筆算する形になります。
現在完了と進行形を筆算するのと同じような具合ですね。
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もともと目的語が2つあるタイプの受動態(SVOO)
They offered me a job.
I was offered a job by them.
目的語が2つある第3文型や第2文型の文はどうなるのでしょう?
基本的にgive型の動詞(第3文型にしたときに前置詞がtoになるもの)は受動態を2つのパターンで書くことができます。
I was offered a job.
A job was offered to me.
buy型の動詞は、基本的に人を主語にして受動態で書くことはできないため、パターンは1つになります。
This pen was bought for me.
× I was bought…
give型とbuy型ってなんだったっけ!?という方は過去に解説した記事↓がありますのでぜひ読んでみてください。
また、もともとSVOCだった文の受動態は以下のようになります。
What is this called in English?
難しい人は、一旦疑問文ではない普通の平叙文の受動態を考えてみたり、能動態を考えてみたりするとわかりやすいと思います。
This is called リモコン in Japanese.
We call this リモコン in Japanese.
誰によって〜されましたか?の文(Who ~ by?)
Who was the event organized by?
もちろん、誰によって〜されたか、というのを聞くこともできます。
Who〜by?の形になるんですね。最後が前置詞で終わる文が最初は気持ち悪く感じる人もいるみたいですが、必要ですので忘れないようにしましょう。
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また、少し古風な表現になりますが、以下のような書き方も可能です。
By whom was the event organized?
by以下はいる?いらない?(動作主の明記)
The door was opened.
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あれ?この文、by以下がありませんよ!
はい、それでいいんです。by以下がある文ばかり学校では練習しがちなんですが、特に誰によって〜されたか、ということを言う必要がなければ書かなくてもいいんです。
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そ、そうなんですか!?
え〜!今までbyまでがセットにして公式みたいに覚えていたのに!!
例えばこの文だったら、ドアが開いていたという事実だけ伝えたい場合はby以下は書く必要はありません。
というかなんならby以下を書かないことのほうが多いです。
英語は普通、主語から文を書き始めるので、主語が入っていることが基本の言語ですが、受動態は主語(動作主)から書き始める必要がない文の形のため、誰によってその行動がなされたのかをあえて言いたくないときにも使えますもんね。
助動詞×受け身(助動詞が入った受け身の文)
The problem must be resolved as soon as possible.
未来を表す助動詞willと助動詞が組み合わさった文のところでも解説しましたが、同じように他の助動詞であっても、受動態と組み合わせることは可能です。
その際には、助動詞の後ろには動詞の原形がきますから、受動態と組み合わされると助動詞+be動詞+過去分詞という形になるんですね。
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なんかそういうふうに言われるとめちゃくちゃ難しく感じてしまいます・・・
ですよね。だからそんなふうに覚える必要は全くないですよ。
助動詞の後ろには動詞の原形がつづいて、受動態はbe+過去分詞ということだけ覚えていれば、あとは組み合わさったときにどうなるかは自分で考えつけるはずです。
いろいろ文章で説明してきましたが、わかりにくかった方はぜひ動画もみてみてください。
そっちの方が早いような気がします。
それではまた次回お会いしましょう!See You Next バーロー!
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