tea には強弱がつかない??
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先生、お茶の tea ってあるじゃないですか、あれって、アクセントってありますか??伸ばしてるだけですよね?
はい、teaの場合は、単語の長さが短い(重さが軽い)ので、単語の中で強弱は付きませんね。アクセントがある場所しかないというような感じです。
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なるほど、感覚ではなんとなく分かります。ただ、私ちゃんと理解したくって。その強弱があるかの判別の元となってる単語の長さってどうやって判断するんです?
バーロ。英語の音の基本単位は音節なんだよ。
【今日のバーロポイント】
英語の音の基本単位は音節
どんなものさしで単語の長い・短いを決めているの?
それぞれの単語を発音したときに、音のまとまりが単語中に何個あるか、感じられますか?
pencil
cup
notebook
black
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待ってください、音のまとまりってどういうことですか!?
難しい説明より感覚的に分かってもらったほうがいいと思うんですが、
音が強いと思うところで手を叩いてみてください。叩いた手の数が音のまとまりの数です。
pencil 【2】
cup 【1】
notebook 【2】
black 【1】
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えっ、先生! pencil って4じゃないんですか!?だって、「ペンシル」で4文字じゃないですか!
あ、それは日本語的発想なので、一旦その考えは捨ててください。
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なっ!日本語的発想…(泣)
まずカタカナでは考えないということと、リズム(強さ)の単位をもう少し大きく取ってください。
で、この時の音のまとまりが音節というもので、英単語の長さ(重さ)を決めている単位なんです。
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あ、学校の授業でよく言われるやつー!あんまりよく分かってないんですよね。
はい、説明するのはかなり難しいのできちんと分からなくて当然なのですが、言うなれば
『母音を中心とした音のまとまり』
と思ってくれたらいいです。
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ということは!もしかして単語の中の母音の数を数えれば、音節の数が分かりますか!?
母音の数を数えると音節の数がわかる
はい、ほとんど合ってます。
おおよそ、単語の中の母音の数を数えれば、音節の数が分かります。
例外もありますけれど、最初はまずその認識で進んでもらって結構です。
母音が2つ続いて1つの音になる綴り字もありますから、そこだけは注意してくださいね。
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あくまで発音は音の話ですから、綴り字(見た目)ではなく、実際に発音したときに母音が感じれるかどうかを頼りにしてください。
辞書にも音節の切れ目が載っているので、分からない時は調べてみてください。
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ただし、正確な音節の切れ目がどこにあるかは気にしなくていいです。だいたいここで切れているということと、音節の数、アクセントがどの音節についているかだけチェックしてください。
音が2つあってはじめて強弱が生まれる
音節の数と強弱のタイプ例をいくらか挙げてみます。
「強」=アクセントという意味です。
tea 【1】強
apple 【2】強弱
banana 【3】弱強弱
see 【1】強
guitar 【2】弱強
beautiful 【3】強弱弱
me【1】強
study 【2】強弱
understand【3】弱弱強
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音節が1個の単語は、強しかないですね!
はい。だから、teaのように音節が1個のものは、アクセントがどこにあるかということをあまり意識しないでいいんです。
音節の数が2個以上になると音の大きさに違いをつける意味で「弱」が現れるので、アクセントがどちらの音につくのか考える必要があるということになります。
なるほど、これで最初の疑問が解決できました。
そうですか、とりあえずよかったです。
ややこしかったと思うので、少しポイントをまとめておきます。
★英単語は音節で語の長さ(重さ)を測っている。
★音節=母音を中心とした音のまとまり(音が強いところが単語中に何個あるか)
★音節が2個以上あると強弱が生まれる。(音節が1個の単語は強=アクセントがどこにあるかを気にしなくてもよい)
★綴り字で判断するなら、単語中に母音の場所が何個あるかでおよそ音節の数がわかる。
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ちょっとずつですが、音節のことがわかってきました。英語の音は音節が基本単位、ということはまさか!日本語はまた違った単位が基本になっているんですか…??
鋭いですね。(笑)
その通りで、日本語の音はまた違った単位を基本にしています。
実はこれ、歌の歌詞と音符の関係にも関わっているんです。
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なんですって!?音楽とも関係があるんですか???
また深い話になりそうなので、機会があったら話しますね。
まずは音節についてマスターしといてくださいよ!?
音は見えないものなので、理解するのがかなり難しいと思いますが、ちょっとずつでいいですから感覚を掴んでいきましょう。
今日もお疲れさまでしたo(`ω´ )o
【今日のバーローポイント】
英語の音の基本単位は音節
【今日からやること】
①出会った単語にの音節の数を数えてみる。
②どの音節にアクセントがあるか考える。
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