発音は、まずアクセントから手を伸ばす。

手っ取り早く発音を整えるには、「アクセント」を意識するべし！

発音に関して、これだけ意識しとけ！！ってものがあります。

前回の記事で、

という話を書いたんですが、苦手な人でも最低限何をやったらいいか、ということを今回お話ししたいと思います。

「でも、そんなこと言って結局難しいんでしょ？唇とか口の形とか…」

バーロー。発音を整えるには、まずアクセントから意識したらいいんです。

アクセントってなあに？

ここでいうアクセントとは、方言や話し方の調子という意味ではなく、強勢という意味です。

単語の中には必ず強く読む場所があります。そこがアクセントがあるところです。

前回話した通り、発音自体はあまり気にしなくてもいいですが、伝わる英語にしていくためには最低限単語のアクセントは正確にした方がいいです。

具体的に例を見てましょう。

この単語のどこにアクセントがあるか考えてみましょう。

皆にわかりやすく馴染んでもらえるように、敢えてカタカナで書かせてもらいますね。

アッポー か アッポー（←強く読むところが赤字）か、どっちなの？？ということです。

もちろん、これはアッポーですよね。

この場合 “apple”という単語は、アッところにアクセントがあると分かります。

これがアクセントです。

音楽と同じ、強弱のバランス。

音楽も一緒ですよね。

強弱強弱、弱強弱強、たまに強弱弱、弱弱強。

強と弱を繰り返して進んでいきます。

この強と弱がバランスよく組み合わさることで、リズムが生まれるのです。

はい。英語のアクセントも一緒です。

弱弱強弱や弱強弱弱。

この強のところがアクセントと呼ばれるところです。これを見つけるのです。

なぜアクセントをまず意識するべきなのか？？

ひとつひとつの音の発音をきちんと出そうと思うと、実は唇の形、舌の位置など、普段意識したことがないであろうことに細かく気を配らないといけません。

正直これに関しては、初めは見よう見まね（聞こう聞きまね？？？笑）でいいのです。

最初はモノマネみたいな感覚でもいいと思います。

それに比べてアクセントは強いか弱いかしかないんです。至ってシンプル。

そして分かりやすい。

これを意識して発音するのが恥ずかしいという気持ちにもなりにくいはずです。

アクセントは、どこが強く読まれるのかを意識するだけなので気軽ですし、

それでいて、その単語をその単語たらしめるもの。

単語のアイデンティーのひとつであり、英語の発音・リズムの中でかなり重要な項目であるからです。

ざっくり言うと、

「アクセントが合っていれば、他がまあまあ適当でも、だいたい何の単語か分かってもらえる」

ということですね。

逆に言うと、

「アクセントを付ける位置が間違っていたら、その単語だと分かってもらえない」

可能性があるということです。

アポーアポーと言っても、なんのことかさっぱりですよね。

はい。特に英語は日本語よりもアクセントが持つ影響力が大きいので、知らず知らずのうちにアクセントで単語が推測されてしまったり、間違うと単語自体が勘違いされていたりするものなのですよ。

このパラグラフを少しまとめておきますね。

人はどんな音が、強いと感じるのか？？

強いって、何？？？

人が感じる音が強いとは、一体なんなのでしょう。

人は以下の三要素でその音が強いと感じると言われています。

アクセントを意識する時は、この下２つを意識したらとてもアクセントをつけやすいですよ。

アクセントをつけようとしている場所だけ、音を高く、長めに言ったらいいのです。

アッポーも、ｱポーじゃなくて、アッッ↑ポーという感じに読むのです。

また、このことを頭に入れておくと、「単語の中のどこにアクセントがあるか」という問題にもすぐ答えられるようになります。

ごもっともです。次回はアクセントの調べ方から確認しましょう。

いいですね！ぜひやったほうがいいです。アクセントの表記の仕方も次回やりましょう。

今日もおつかれさまでしたd(￣ ￣)

今日のまとめ