日本語でも品詞が分からにゃい!
あの…品詞が大切って話がありましたけど、正直言っていいですか!?
はい、もちろん。
実は日本語でもあんまり分かってないんですよ。(笑)
なるほど!笑 いやむしろ日本語ネイティブとして、普段自分が喋ってる言葉の品詞なんて考えたことなんてないでしょうし、国語の授業で初めて考えてみたみたいなもんですよね。
でも英語の品詞が分かりたいのに、日本語で考えてみるって意味ないのかな…
いえ、そんなことはありません。ほとんど似たようなもんですから、まず日本語から大体の品詞のイメージを掴むのは悪くないですよ。
名詞… 物の名前
犬、猫、男、筆箱、水、ペットボトル、教科書、カレー、太郎、1,2,3など数字、これ, それ など
名詞は簡単だと思います。身の回りにある物全て名詞ですし、数字なども含めて、文の主語になれるものです。
はい。問題は、動詞と形容詞の区別ができないことなんですよね..
まあ、同じ述語という括りに入っちゃうから、文の中のどこにくるか(語順)で考えた時も、役割は被りがちですもんね。
そうなんですよ!なんか、パッと見分けるいい方法ないですか!?!?
バーロー。日本語の動詞はウ段で終わる。形容詞はイで終わるんだよ。
【今日のバーローポイント】
日本語の動詞はウ段で終わる。形容詞はイで終わる。
日本語の動詞はウ段で終わる、形容詞はイで終わるぜ
なんですって!!
これをよく見てください。
動詞… 動作を表す
走る、歩く、寝る、起きる、勉強する、読む、書く、買う、売る、飲む、食べる、遊ぶ、会う など
形容詞… 状態や様子を表す
美しい、汚い、明るい、暗い、高い、低い、白い、強い、弱い、熱い、冷たい、うるさい など
「走る」「歩く」「寝る」と、どれも全部音を伸ばしてみてください。
走るーぅ。歩くーぅ。寝るーぅ。
ほら、伸ばした音が全部ウになってますよね??
本当だ…!わたし、日本語ネイティブなのに気づかなかったです!!
形容詞は伸ばさなくても、上に書いた例を見てくれたら全部「い」で終わってるのが分かると思います。
わあ、ほんとだ。意味以外にもこんな見分け方があったなんて。
日本語で考えて動詞、形容詞…と区別できた単語は、英語に直した時もほとんど同じ品詞になります。
(※白い→white:形容詞&名詞、のように複数の品詞を兼ねる単語もあるので注意)
これで品詞に対しての心持ちが少し楽になりました。
今日は名詞、動詞、形容詞というメインの品詞のことしか喋れませんでしたが、そう思っていただけたならよかったです。
ただ、注意するべきは日本語の形容動詞は英語では形容詞になるということです。
そのことについては、また次の時にでもお話しますね。
そうなんですか!?はい、またよろしくお願いします先生!
See you バーロおおお〜〜o(`ω´ )o
【今日のバーローポイント】
日本語の動詞はウ段で終わる。形容詞はイで終わる。
【今日からやること】
一度日本語で品詞を考えたい人は、最後の音に注目してみる(これで動詞と形容詞は分かる)こと。
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